Independent Watchmaking Since 1979
Bernhard Lederer
Chapter I

The Boy and
the Pocket Watch

1958年、ドイツの小さな町コルンヴェストハイム。少年ベルンハルト・レデラーは、祖父から譲り受けた懐中時計を何よりも大切にしていた。

規則正しく刻まれるチクタクの音。なぜこの小さな機械は、こんなにも正確にリズムを刻むのか。少年は図書館で時計の仕組みを読み漁り、ある部品の名前に行き着く。脱進機。時計の心臓部。

"この音の正体を、自分の手で作りたい"

14歳の少年の決意が、すべての始まりだった。

Chapter II

The Encounter

1986

独学と博物館での修復を経て、マスターウォッチメーカーの称号を取得。その卒業制作――補正なしで3,200年間正確に日付を表示する永久カレンダー――が、独立時計師アカデミー(AHCI)の目に留まる。

そこで運命の出会いが訪れた。20世紀最高の時計師、ジョージ・ダニエルズ。

"Too many watchmakers simply repeat what has been done; what you are doing is something new."

GEORGE DANIELS

腕時計を作るべきだ――師の言葉が、レデラーの人生を決定づけた。

Movement
Chapter III

The Obsession

スイスに渡り、トゥールビヨンを3つ重ねた時計、ガガーリン宇宙飛行50周年記念モデル、ドイツ海軍向け100,000ガウス耐磁ムーブメント。次々と世界を驚かせる。

しかしレデラーの心で、ある執着が消えることはなかった。ブレゲが夢見た「理想の脱進機」。ダニエルズが懐中時計で実証したが、腕時計では実現できなかった構造。

表舞台から姿を消し、サンブレーズの工房に籠もった。

沈黙の10年が始まる。
CIC 39
Chapter IV

The Dream Realized

2020

10年の沈黙を破り、レデラーが世界に示したもの。Central Impulse Chronometer。

人類が250年追い求めた理想の脱進機を、史上初めて腕時計に搭載した時計。212個の手仕上げ部品。ブレゲが構想し、ダニエルズが実証し、レデラーが完成させた。

2021 — 2024

ジュネーブ時計グランプリ(GPHG)イノベーション賞。そしてクロノメトリー賞。異なるカテゴリでの二冠は、革新性と精度の両方が認められた証。

"Stay with your vision. Follow your vision."

BERNHARD LEDERER
Workshop
Coda

Transmission

スイス・サンブレーズの工房。15人の職人チーム。部品の98%を自社製造。年間生産わずか12本。

レデラーは部品製造会社を自ら運営し、交換部品の供給を組織として担保する。あの日聴いた脱進機の音は、今、世界で最も精密な腕時計の心臓として鼓動している。

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